今回は読者様から調査リクエストをいただきました、ASSASIN FX(アサシンFX)というFX証券会社の調査を行っていきます。
本サイト運営チームは様々な証券会社と10年以上コミュニケーションを続ける中で
利用者に正しい内容を提供していきます。
様々な情報がネットではうごめいており、
その情報の信憑性について証券会社同士、サイト運営者同士の仕掛けあいが検索エンジン上やSNS等で行われております。
このような証券会社も多くある中で、公平な視点でASSASIN FXを評価していきます。
この記事の流れとしては
ASSASIN FXDの企業情報まとめ
↓
ASSASIN FXのメリット・デメリット
↓
サイト運営者から見る考察
↓
オススメ証券会社ランキング
という内容で紹介をしていきます。
是非最後までご覧いただき、正しい情報を見て判断できる材料としてもらえれば喜ばしいことです。
ASSASIN FX(アサシンFX)の会社概要
会社名 | ASN-FX LTD |
所在地 | 1-1 FLR 1, FTTH MENARA WORLDWIDE, JLN BUKIT BINTANG, KUALA LUMPUR, 55100 KUALA LUMPUR WILAYAH PERSEKUTUAN |
問い合わせ先 | 問い合わせページより |
サポート時間 | 24時間 |
登録住所 | Hinds Building, Kingstown, St.Vincent and the Grenadines |
公式HP | https://assassin-fx.com/home |
設立は正確なものはわからない形ですが2020-2022年あたりにできた新興証券会社と考えられます。
アサシンFXのコンセプトとしては
「安心安全な取引環境を提供している会社、ASN-FX」
知名度やレバレッジ、ボーナス等のメリットは他社の証券会社に比べあまりなく、トレーダーの中でもあまり有名な証券会社ではありません。
しかしながら、ネットで日々稼げるコンテンツを探しているユーザには身近な証券会社だということがリクエストから感じることができました。
金融ライセンスは所有しているのか
アサシンFXは現在金融ライセンスを所有していません。
しかしながら、公式サイトには会社案内の部分にカーソルを合わせると「金融ライセンス」というテキストが書かれています。
本来金融ライセンスを記載している証券会社は
「どの国の金融ライセンスを保有いているか」「登録番号」が記載されているのが一般的です。
アサシンFXのサイトで記載されている内容は
・利用規約
・金融商品のリスク開示
・マネーロンダリング対策声明
・プライバシーポリシー
・クッキーポリシー
・注文実行ポリシー
・利益相反ポリシー
これらのリンクがあるのみなので、実質金融ライセンスは保有していないものと考えてよいでしょう。
WikiFXにて調べてみるとノンライセンス認定となっていました。
アサシンFXのトレード環境
口座タイプ | 2種類(STANDARD口座、ZERO SPREAD口座) |
最大レバレッジ | 500倍 |
取扱商品 | 50種類以上(外国為替、貴金属・エネルギー、暗号通貨、株価指数、株式) |
最低入金額 | 5000円~ |
口座開設費 | STANDARD口座→有料?、ZERO SPREAD口座→無料 |
トレード環境 | MT4 |
ボーナスについては公式ページにはあまり大々的に書いていませんが、SNSの情報から見るに入金200%ボーナスといったかなり豪華なボーナスキャンペーンを行っているようです。
運営会社は実在するのか?
まず証券会社を扱うときに必ずチェックしておきたい部分としては、会社が実在するのかという部分です。
詐欺証券会社の多くはペーパーカンパニーのことが多く、日本人が運営しているが海外にペーパーカンパニーを作成し入金されたお金を持ち逃げしてしまうケースが多くあります。(日本人に限らず、海外でも流行ってしまっている問題です)
位置としては、アメリカとブラジルの間のセントビンセント及びグレナディーン諸島が会社の所在地となっています。
皆様もご自身のPCやスマホで検索していただければと思いますが、アサシンFXの会社はグーグルマップでの検索等ではヒットすることは現時点ではありませんでした。
また、クアラルンプールにある事務所は商業ビルの住所となっているようですが、アサシンFXの会社の登録ははっきりと確認することは現時点でできておりません。
調査のところ、この商業ビルにはバーチャルオフィスを提供している企業も存在するようで、そのバーチャルオフィスを利用して住所を公開していると考えられます。
実は、アサシンFXはCRYPTOGRAPH LIMITED(クリプトグラフリミテッド)という別の海外FX証券会社を調査していた際にたまたまリクエストとは別で名前がでた証券会社でもあります。
何故CRYPTOGRAPH LIMITEDの調査でアサシンFXが浮上したの?
と、なるところなのですが登録されている住所が二つの証券会社とも全く同一の住所が記載されていることが判明しました。
クリプトグラフリミテッドの際も会社が実在しない可能性が高いという形で記事化しましたが、アサシンFXに関しても会社が実在しない可能性が高いと言えると考えます。
金融を取り扱う企業がバーチャルオフィスで、看板も掲げない、、、というのは不安以外のなにものでもありませんからね。
例えば野村証券が店舗もバーチャルオフィスで、組織構成も役員が誰なのかもわからない状態であったら信用のない会社と判定しませんか?
それの海外バージョンだと思えば、アサシンFXを利用しようという考えにはなかなかいかないと思います。
アサシンFXのメリット・デメリット
メリットについて
アサシンFXを利用する上でメリットとなる部分はあまり多くないですが、宣伝する側として行いやすいのは「コピートレード」の部分だとSNS上の情報から考えることができました。
それ以外はボーナスが200%と大きいキャンペーンが行われることがあるというところです。
デメリットについて
デメリットは多々あります。
金融ライセンスを保有していない
→利益が出金できないリスクはもちろん、元金を出金できない可能性も大きくなる。
そして、取引の履歴の改ざんや資金管理が正常に行われているかなどの判断が第三者が管理していない可能性もあるので利用することが危険。
サイト運営者から見る考察
公式サイトの会社名が統一されていない
TOPページでの表記:ASSASSIN LIMITED
会社概要ページでの表記:ASN-FX LTD
大型の証券会社の場合はライセンス等の観点などからグループ組織化を行い、その子会社のような形で経営を行うことが多くありますが、アサシンFXはそうではない証券会社なはずです。
しかしながら公式サイト上での会社名の表記がバラバラなのは不信感を抱いてしまうポイントとなりえるでしょう
金融ライセンスを保有していない
日本の金融庁に登録をすると厳しいレバレッジ制限がかけられたり、ゼロカットシステムを採用できない等の理由から保有していない海外証券会社は多く存在しますが、
何一つ金融ライセンスを保有していないというのは大切な資金を扱う上で大きなネックとなる部分です。
法人登記をしているセントビンセント及びグレナディーン諸島では金融ライセンスを取得しなくても証券会社として活動は可能ですが、誰が代表なのかも不明、どのような人が行っているかも不明、投資詐欺が横行している中で金融ライセンスを取らない選択をするメリットとは・・・と考えると私自身であればアサシンFXでトレードすることはないでしょう。
コピートレードが優秀だから・・・「何?」
FXで詐欺まがいに遭った方は経験として学んでいると思いますが、
日本でこのようなコピートレードやMAM、PAMMなどを行っている運営チームは多く知っています。
怪しい証券会社でサービスを運営するデメリットを。
アサシンFXを調査しているときに、「サービス運営する側の報酬面でアサシンFXは選ばれていることが多い」という内容を記載している方がいましたが、我々の感想としてはこちらです↓
コピートレード提供している証券は他にもあるからせめてライセンス保有している所を選ぶべき
この一言です。
確かに、証券会社によって報酬額は様々で報酬の少ない証券と、多い証券を比べると10倍変わることもあり得る世界です。
FX自動売買掲示板にも多くの証券会社からオファーをいただきますが、正直あまり報酬の大きさで選ぶことはありません。
・提供者として確かなクオリティの証券でサービスを提供したい
・報酬が大きいには裏がある(元金持ち逃げのリスク、詐欺に誘導するリスク)
・ユーザが勝ちやすい環境で提供することが大切(お客様との信頼関係)
このようなものです。
実際コピートレード系のサービスは昔から多くありましたが、悪い事例を出すとこのような実例があります。
・ユーザの負けた資金を報酬として受け取る契約←わざと負けて溶かす
・偽装したトレードで勝っている形を装い、参加者が多くなった段階で突然溶かす
というような話です。
本件とは別の証券会社ですがGOOD ENOUGH FXというこちらも新興証券会社では、
「負けトレードが入っていたはずなのに履歴が消えていた」という声もあるほどです。
GOOD ENOUGH FXの件では「負けがなくなったならいいじゃない」と思う方もいるでしょうが、そんな甘い話ではありません。
このような偽装トレードが事実だった場合、「まだ勝っているトレードと装う必要がある」ということです。
逆に資金ぶりが厳しくなった証券会社では、「トレードしてないのに、勝手に謎のトレードが入り溶かされた」という声もSNSではありました。
つまりは、悪意的な証券で、MT4の履歴が偽装できる場合は運営者の思うがままに見せることができるというわけです。
だいたいこのようなことを行う証券会社はライセンスを持っていないか、難度の緩いライセンスしかもっていないのがほとんどです。
だからこそ、どのライセンスを持っているかを確認することが大切ですし
コピートレードのトレーダーが質が良いのが嘘という場合もあるということを頭にいれておくべきということです。
もし、レベルの高いトレーダーだったとしても、何百という証券会社がある中でアサシンFXでサービスを提供することを選択している方がいるとしたら、私であればトレーダーのレベルを疑います。
もっと活躍できる所あるよと。
まとめ
結論としては、非常に危険な証券会社の可能性が高いと言えます。
SNSや実際にサービスに参加して資金が増えたとしても
・出金できない
・アサシンFXのサポートと連絡がつかない
・公式サイトが突然閉鎖した
などのトラブルが起こる可能性が大いに存在するので利用しないことが賢明といえるでしょう。
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